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深田萌絵19:深田萌絵の新刊『ソーシャルメディアと経済戦争』を読んだ。

今手元に深田萌絵女史の新刊『ソーシャルメディアと経済戦争』がある。新書とはいえ、密度の濃い本なので、通読するのにもそれなりに時間がかかった。私はこの本を読む前から、昨年の暮れあたりからだろうと思う、深田女史のユーチューブ動画を毎日のように見ているので、彼女の話は納得がいく。論理整合性、とでもいおうか、動画で「全体」の概要が分かり、この本で細かい所の、要所要所が埋まっていく。実に壮大なジグソーパズルの一片、一片が確実に埋まっていく。そのピースはまだすべてが埋まっているわけではなく、今も動画が更新されるごとに、一片づつ、きちんと埋まっている。

 

深田女史だけが、「なぜ日本はずっと不況なのか?」の理由を、具体的に、論理的に、説得力をもって、かつ、「どうすればいいのか」を提示しつつ、説いている、のだ。そしてそのように説明するだけでなく、実際に活動している。ずっとだ。ずっと戦ってきた、ほとんど孤立無援の中で。「単なるユーチューバーだろ?」と思う人は一度でもその動画を見れば、何かが分かる。なぜそう言えるのか、なぜなら深田女史が本気だからだ。彼女が自分のyoutube動画を発信するようになったのは最近の事だ。それ以前はずっと何人もの「愛国政治家たち」や「大物政治家たち」に陳情してきた。雑誌にも寄稿してきた。企業家として仕事をこなしながら、ITビジネスの専門家として、こつこつと書類を作成し、スケジュールを調整し、人知れず努力し、「愛国政治家たち」から「良い返答」をもらった時は、期待を込めて待った、待っていた、しかしその期待は裏切られ、逆に、国籍の疑わしい人物らに訴訟を起こされ、警察に行っても…。

深田女史がユーチューブ動画を発信するようになったのは、苦肉の策の末のことだ。ユーチューバーになりたくてなったわけではない。

深田女史が問題にしているのは、日本の「指導者たちの道徳」だと私は思う。「は?道徳?バカじゃねえ、道徳なんて一銭にもならんだろ、だいたい道徳なんて、人それぞれだろ」。そうかもしれない。そうなのだろう。しかし日本を動かす政治家や大物たちの「道徳」が、私たち一般庶民の許容範囲を今、大きく逸脱している、あまりに逸脱している、それが問題だ。「偉大な人物ってのは、小さなことに拘泥してたら、なんもできんよ」。それはそうだろう、しかし今日本の政界や産業界で行われていること、今まで長くずっと行われてきたことは、「一般庶民の許容範囲を超える悪」だ。小さなことではない。「久米さあ、お前、深田萌絵に完全に騙されてるんじゃねえの?信じ込んじゃったらダメなんじゃねえ?」。残念ながら私は信じ込んじゃったわけではない。最も妥当な仮説として注目している。「なぜ日本はこれほど長い間、ずっと不況なのか?」を説明する、これまで世界で説かれた最も妥当な仮説の一つとして、注目している。深田女史は「許容範囲を超える悪」を許さない。それはそうだ。その悪は許せないレベルにまで達している。多くの人が深田女史に共感し、彼女の活動を応援している。なぜなら、それは、私たちの生活に直結する重大な問題だからだ。「俺は何と言われようと、勝ち馬に乗るからな。勝ち馬に乗れるように、俺は本気なんだよ!」という人もいるかもしれない。分かる。とてもよく分かる。誰もが自分の生活が大切だから。孫正義という人がいる。私は彼は本気で戦ってきた人だと思う。しかし彼が幸福だとは思わない。ずっと寝覚めが悪いと思う。これまでも、これからも、ずっとだ。彼が何と戦って来たのか、詳しくは知らない。彼を称賛する人が多いようだが、彼の「信念」は日本の一般庶民の許容範囲を超えていると、私は思っている。日本人として、彼のことを許せないと思っている人は多いと思う。今後さらに増えていくと思う。

 

「俺はね、政治なんか興味ないんだよ、勝手にしてくれよ、俺がどうこう言ったところで何にも変わらないんだよ、そうだろ?」そうかもしれないがそうじゃない。興味がない、では済まない事態になっているのが、今。「深田萌絵のこの本を読んで絶望しろ、日本の政治と産業界に絶望しろ、日本の今と未来に絶望しろ!」と言いたい。「世も末だね」本当にそうだ。が。しかし。

 

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