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深田萌絵12:台湾企業を名乗るTSMCは、親米でも親日でもなく、親中である。私たちはいつから台湾を親日だと盲信するようになったのだろう?

昨日の深田萌絵女史のyoutube動画二本を見た。『金美齢先生の弟子、シンクタンクの意味』と『日米政府の対応の違い。そして、F35事件』というタイトル。以下、雑感。まず前者。深田氏は「保守派の重鎮・金美齢先生」に対して、数日前の動画で「日本政府によるTSMC誘致に賛成なのか反対なのか」という問いを投げ掛けた。(当初の日本政府の態度は、900憶円差し上げますからTSMC様、是非とも日本に来て下さい、的なものだった。)それに対して「金美齢先生の弟子」と名乗る人物から、メッセージが深田氏のもとに届いた。そのメッセージは、「私(金美齢先生)はTSMCの事はよく知らない」というような内容だった。それに対して深田氏は次の動画で金美齢先生に対して友人知人(安倍総理や重鎮政治家や官僚幹部ら)に少し調べてもらえば分かっていただける、と話した。その後、また「金美齢先生の弟子」と名乗る人物(実はその自称弟子は、今、どこかの、シンクタンクに所属しているらしい)から、「深田萌絵金美齢先生の名誉を棄損している、名誉棄損だ」的なメッセージが届いたそうだ。深田氏は当惑する。そして今回の動画となった。深田氏は考えた、そもそも、その「自称・金美齢先生の弟子」という人物がそんな「金美齢女史のメッセージ」なるものを届けたりするだろうか、と。しかもその人物は、なんとかシンクタンク、という所に所属している。そこで「シンクタンク」とは何か、という話になった。私たちが普通にイメージするような、研究所としてのシンクタンクももちろん存在するが、そうではなく、金のある団体から金をもらって、ある種の政策を政府にやらせるための「ロビー団体」「フィクサー」的な活動をしているシンクタンクもある、とのこと。(私の説明よりも、動画の深田氏の説明の方が分かりやすい)。圧力団体、みたいな言い方もすると思うが、この手のシンクタンクは、政治家や官僚を飼っていて、常習的に金のやり取りをしている。つまり「スキーム」とし、「ビジネスモデル」を確立しているわけだ。企業が政党や政治家に献金する目的も、自社にとって好都合な政策を行ってほしいからだが、この手のシンクタンクは、もっと具体的に「こういう法律を作れ」というもので、成功報酬が政治家や関係者に分配される、ということなのだろう。この金の原資は税金。税金を分配するのだ。それで問題は、この手のシンクタンクにどこから金が流れているのか、ということで、つまりそれはどこの誰がシンクタンクに依頼しているかということになるが、それが明示されていない、外国からの依頼もあるのだから、せめてそれを明示しろと。米国にもこの手のシンクタンクはあるが、米国では金の流れは明記するようにしてあるらしい。全く、あの手この手で汚職が行われるものだ。

そして例の「メッセージ」は金美齢先生本人からのメッセージではないっぽいということになった。(これで「金美齢先生問題」は霧消した感じだ)

 

二本目の動画。ざっくり言えば、「日本の警察も政治家も、国民の陳情や相談を、タダでは聞いてくれない」という話。上記のような「シンクタンク」に莫大な資金を投じれば聞いてくれる。日本は、そんないびつな構造を持つ国になってしまった。腐敗・汚職の内実は、おそらく私たちの想像を絶する。それは深田氏が実際に受けた被害から想像できる。(深田氏はメルマガやyoutube動画、著書でそれを懸命に伝えている。)

 

それからF35事件の話は、米国のF35戦闘機の開発にTSMCも関与していたが、その時に起こった事件を今、深田萌絵女史はアメリカの司法省に、宣誓供述書を提出した上で説明している(宣誓供述なので嘘があれば厳罰に処せられる。)TSMCの特殊な経営実態を米国司法省に情報提供している。

 

私は今朝『実録アヘン戦争』という陳舜臣氏が著した中公新書を読み終えたのだが、清朝皇帝から全権を委任された「林則徐」がアヘン撲滅のために奔走する一方で、ワイロに慣れ切った官僚幹部たちやアヘン密貿易の金満にどっぷりと浸かった独占商社たちがその足を引っ張る、その状況に同情しつつも、それはただの同情ではなく、今の日本も同じようなものだと思うと不快だ。

 

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