ブログ「偉人列伝」(小説・批評・文芸・映画・政治・

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■■新刊本『湖畔の愛』町田康著(まちだ・こう)■■中年の皆さん、今も町田康は町田康だった!(若者は、世紀末日本を追体験できる!)

■■新刊本『湖畔の愛』町田康著、■■

 

本屋に行った。

あれば買おうと思っていた本は案の定なかった。

それで書店を一回り、この数年で書店も様変わり、いろいろなものが売っている。

先日たまたま最近見ていない奥の書棚を物色していたら、昔買ったピンシャンの町田康の小説が目にとまり、何気なく読んでみたらおもしろい、これはいい。

 

かつて一時期、私の小さな友人界隈で町田康ブームがあり、新刊をまだかまだかと待ち望んでいたことがあった。

芥川賞を取ったのか取り損ねたのか忘れたが、私の場合は町田康の音楽を聞いてみたり(すぐに却下)、町田康が出演している映画も見たり(町田康は、俳優としては…。たぶんあまりに「素」過ぎてしまうのだ…)、まあまあ熱心な読者だった。

 

(中略)

 

町田康はまだ、歌っているのだろうか?(彼はロックバンドのボーカルだった。was .is?)

 

もしライブでもあれば、行ってみたいような気が、少しはする。少し。

 

さて、本題の『湖畔の愛』、この小説もふざけているようで、バカバカしいのだが、読みはじめたら、何となく読み進めてしまった。

変な愛の物語。

変です。

しかし、町田の本気が、伝わってきてしまう、そんな本です。

この本が読めたら、読者は、おそらく町田のファンになってしまう。

 

挽歌でもない、レクイエムでもない、町田康の実に奇妙な信仰心が、漂ってくる。

 

私は「町田教」の信者、かもしれない?????

 

雑記:

「湖畔」と題された有名な絵画がある。切手にもなったようだ。1967年。

その湖畔の半世紀後が、この小説で描かれている。(独断)

それは絵画で表現するにはあまりに風情がないが、そこにロッカー・町田康が登場して、言葉を尽くした。

絵画『湖畔』は蘇ったかどうか。

 

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