ブログ「偉人列伝」(小説・批評・文芸・映画・政治・

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『哲学の起源』(柄谷行人著)。面白いです。ヒポクラテスの考え方は、「ギリシャ哲学」とは真っ向から対立する。

「医学の神様」ヒポクラテスは、「人間への愛」を「知への愛」(哲学)よりも、より価値あるものと見なしている。

 

デモクラシーは、アテネに始まる。

アテネのデモクラシーには、奴隷制が当然のこととして組み込まれている。

奴隷制がなければ成り立たない。

 

この奴隷制について、「ギリシャ哲学の神様」として高く評価されているアリストテレスが、もし現代政治家が口にしたら即辞任を求められるような過激な結論を下している。

 

≪(ある人々)にとっては奴隷であることが有益なことでもあり、正しいことでもあるということは明らかである≫

 

『歴史』の著者として有名なヘロドトスも、デモクラシーを良いものとは考えていない。

 

ソクラテス以前に実在した、イソノミア(無支配)とは、どういうものだったのか?イソノミアは空想ではなく、実在した。

 

アメリカ合衆国の、タウン・ミーティングについての論考も興味深い。