ブログ「偉人列伝」(小説・批評・文芸・映画・政治・

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近所の本屋さんに久しぶりに行ってみた。そして小説『武士の腑』(もののふのふ)佐伯泰英著を買った。

最近は欲しい本はまずネットで検索するので、本屋さんに行く機会が減った。

今日久しぶりに行ってみた。

特にほしい本があったわけではないが、図書カードもあったし、何か面白い本があればいいなあ、という期待もあった。

 

それで目にとまったのが、カミュの『ペスト』。これはコロナの連想でよく売れているようで、目につくところに山積みになっていた。

迷ったがやめにした。

 

先日デフォーの小説『ペスト』(デフォーは『ロビンソン・クルーソー』の著者として有名。)を読んだので、今はとりあえずペストについてはもういいかなと。

 

ちなみにデフォーは1660年生まれのイギリス人で、1665年にロンドンを襲ったペストを題材に『ペスト』は書かれた。

デフォーは小説家のように思われがちだが、50歳代になるまで小説を発表したことはなく、ずっと商人でありジャーナリストだった。『ペスト』は一応小説だが、当時残っていた資料などを駆使して書かれたノンフィクションに近い。

ペストという恐ろしい病気に対していかに「科学的に」対処したのか、含蓄に富んでいる。(この時も様々な「流言飛語」が飛び交い、さまざまな「商人」が暗躍した)

 (デフォーという名前、なんか聞いたことがあるなあ、と思って映画の検索にかけてみると、出てきた出てきた、あの人、若い頃は悪役をやらせると天下一品、『プラトーン』にも準主役で出演していた、そうそう、ウィレム・デフォー。最近は年を取り(当たり前だ)あの悪役のウィレム・デフォーが主役!!!『ハンター』という映画で主役をやっていた。悪くないんだが、やはり彼には悪役が似合う。)

 

そして次に目にとまったのが津本陽の伝記小説『渋沢栄一』。津本陽の伝記物は、伝記物としては硬派で濃度が濃いので、非常におもしろく読みごたえがあるが、読むのに時間がかかる。上下二巻で分厚いものだったので、今回は敬遠。気分転換にささっと読める本ではないので。

 

町田康は最近どんなものを書いているのだろうかと、町田康の小説を探してみたが、見当たらなかった。一冊も見つけられなかった。かつては一世を風靡したあの町田康が!!!

探し方が悪かったのかもしれない。

 

村上春樹の作品はずらっと並んでいた。

『1Q84』を途中まで読んで、それ以来ほとんど読んでないので未読の作品も増えてきた。

村上春樹の作品はこれまた長いので、読むのならそれなりに時間を割かないといけない。というわけで今回は却下。

 

で、東野圭吾佐伯泰英の小説もずらりと並んでいた。

どちらもたぶん、読めば面白い。(どちらも数冊づつ以前読んだ)

というわけで、佐伯泰英の時代小説に決めました。

 

最近は読みたい本はネットで検索してしまうので、あまり本屋には行かなくなってしまったが、本屋さんなら、目的の本以外の本に遭遇することもあるのでいいなあ、とあらためて思いました。

 

今は『アメリカとフランスの革命』という中公文庫の世界の歴史シリーズ第21巻を読んでいるので、『武士の腑』をいつ読めるか分かりませんが、読んだら感想を書きます。

 

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