ブログ「偉人列伝」(小説・批評・文芸・映画・政治・

いろいろ書きます。 メルマガ「偉人列伝」もどうぞ。 ご登録はこちらから。 → http://www.mag2.com/m/0001682071.html

本『近代欧州経済史入門』(大塚久雄著、講談社学術文庫)読了しました。

一通り読み終えた。

良書だ。

 

初期資本主義の「発生場所」が、「都市」ではなく「農村」であるという事実は、多くの人たちの「常識に反する」のではないだろか?

スリリングです。

 

初期資本主義の「成立過程」の研究書です。だから当然、その初期資本主義が成立する以前がどうであったのか、このことにも言及されている。説明されている。

どのように変わったのか?その変化を読者である私たちは、読んで想像するだけだが、いろいろと示唆に富んでいます。それが良書である所以でしょう。

 

この激動の引き金は、「地理上の発見」にあった。

 

激動です。激しく社会が動く。それまでの秩序が動揺する。

どのようにして新しい社会=資本主義社会が生まれたのか、そうして人々の暮らしがどう変わっていたのか、それがイギリスの毛織物業の発展を軸にして、考察されている。

 

イギリスの毛織物業が他のヨーロッパ諸国と互角以上になっていくのは、ちょうど織田信長の頃からです。1500年代半ば頃からです。ヨーロッパでは同時に「宗教改革」が進行していた。戦争。1648年ウェストファリア条約。1687年ニュートンが著書『プリンキピア』を発表。

 

 ――
メールマガジン「偉人列伝」、
ご登録はこちらから。

http://www.mag2.com/m/0001682071.html