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本『近代欧州経済史入門』(大塚久雄著、講談社学術文庫)を読みはじめた。(1)

久々に硬い本を読みはじめた。

先日まで読んでいた『本当は恐ろしいアメリカの思想と歴史』(副島隆彦著)で参照されていた本で、思わずネットで検索して手に入れた。

著者の大塚久雄氏については、聞き覚えがある名前だなあ、誰だったかなあと、著者紹介を読んでみて思い出した、そうだ、この人はあの有名なウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を翻訳した人だった。

 

初版は、1996年であるが、原本は昭和二十四年だから1949年に出版されたようだ。そしてその原本は、昭和十二年(1937年)に出版された『欧州経済史序説』をたたき台にして書かれている、とのこと。

 

コロンブスバスコ・ダ・ガマらによる「地理上の発見」によって、「商業革命」が起こる。大航海時代である。時は十五世紀末、日本は室町時代(戦国時代)、しばらくすると織田信長が登場する。ヨーロッパでは宗教革命の嵐。

 

では、この「地理上の発見」以前の「商業」はどんなであったのか?その「支配者」はヴェニスだった。

 

ヨーロッパに輸入されたのは、胡椒(こしょう)。その対価として輸出されたのが、銀・銅などの鉱産物。南ドイツの諸鉱山から産出したものである。当時、南ドイツの銀は世界総生産額の半ばを超えていたらしい。南ドイツ商人が活躍していた。

 

 シェイクスピアの代表作に『オセロー』があるが、その舞台はヴェニスだった。主人公は、ヴェニスの軍人だった。

 

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