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映画『グランド・マスター』。ウォン・カーウァイ監督、トニー・レオン主演、あのヒット作『恋する惑星』のコンビだ。あれから二十年後のトニー・レオン、あれから二十年後の「惑星」は…

『グランド・マスター』という香港映画を見た。

監督と主演は、『恋する惑星』の監督と主演。

二十年も立つと、監督も俳優も年を取る。

 

なんと『恋する惑星』の監督と俳優は、カンフー映画を作ってしまった。

あの情けないというか愛嬌たっぷりのトニー・レオンが、カンフーの達人(ブルース・リーの師匠)役で、堂々たる中年を演じている!!!

 

ブルース・リーの師匠とは、イップ・マンという人物で、何本か映画にもなっている。

 

今の中年は、多かれ少なかれ、香港のカンフー映画を見て育った世代だ。

ブルース・リーの後には、ジャッキー・チェンがいた。

 

というわけで、今でもカンフー映画は、時々見たくなるわけです。

 

それであの『恋する惑星』の監督が、あのトニー・レオンを主演にして、イップマンの物語を撮った、その映画が『グランド・マスター』、見てみようかなと。

 

ちなみに監督のウォン・カーウァイは、上海生まれで香港育ち、とのこと。

この映画のヒロイン(カンフーの使い手)は、中国の東北地方の生まれで、香港にも来たが、晩年には生まれ育った東北へ戻った。

 

時代設定は、日中戦争前後。日中戦争の前と後。

イップ・マンもヒロインも戦争に翻弄される。

 

ヒロインは言った。

「人生に悔いなし、というけれど、悔いのない人生なんて味気ないわ」

 

七年ほど前の香港映画だが、監督は上海に生まれた人だ。

1958年生まれ、現在61才。

 

ヒロインは42才で死ぬのだが、死ぬ前に中国の東北地方へ戻った。

そして死んだ。

私には、そこがひっかかった…

 

イップ・マンにとって「戦争」とは何だったのか。

ウォン・カーウァイ監督にとって、香港とは、何だったのか。

 

恋する惑星』は、中年のおっさんやおばさんたちが若かった頃、流行った。

 

『グランド・マスター』は、七年ほど前の映画だ。カンフー映画ではあるが、戦争映画でもあるし、どうしても恋愛ドラマ的な要素もある。

 

今、ウォン・カーウァイトニー・レオンが、どんな映画を作っているのか、気になる。