ブログ「偉人列伝」(小説・批評・文芸・映画・政治・

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映画1:『運び屋』原題『THE MULE』。クリント・イーストウッド監督兼主演。「仕事」と「家庭」はどちらが大切か?失い続けた87歳の老人が「家庭」を取り戻した。

2018年製作、クリント・イーストウッドは1930年生まれだから88歳で監督兼主演『THE MULE』が原題、muleってのはラバのことで、転じて運び屋。87歳の老人が大量のコカインの運び屋をして逮捕された、という実話に着想を得て、10年ぶりにクリント・イーストウ…

満洲3:『世界史のなかの満洲帝国』(宮脇淳子著)を読んでいる。「満洲語」を話す人口は激減しているが今まだ話されている。

『世界史のなかの満洲帝国』を引き続き読んだ。 著者は宮脇淳子女史で、高名な歴史学者・岡田英弘氏の奥さんでもある。 例えば満洲語は今はほとんど話されていないらしい。わずかに新疆ウイグル自治区その他で話されている。文字はなかったが、後金を建国し…

満洲2:古い映画『戦争と人間』を見た。あまりに露骨なプロパガンダ。俄かには信じられないが、こんな映画が流行っていた時代もあったようだ。

『世界史のなかの満洲帝国』(宮脇淳子著、PHP新書)を少し前から読みはじめた。 それまでも結構こんを詰めて読書しており、この本もササっと読めるようなものではないので、小休止、それで今日も映画『戦争と人間』の続きを見てしまった。 『戦争と人間』第…

満洲1:『戦争と人間』という古い映画を見た。

『戦争と人間』という古い映画を見た。 1970年頃の映画。 満洲の話だ。 伍代財閥がアヘンを密売してたんだってよ。 誰と組んで? 満洲のことを知らないから、よく分からなかった。 地名も知らん。 知識がないと映画も分からんつうことだな。 誰も満洲での経…

深田萌絵17:中国化する日本。誰も台湾の事を批判しないって何だ?ここはすでに中華民国=台湾の植民地か?

中国のことを盛んに罵倒してるのがいることは知っていたが、これほど中国人みたいな日本人が多いってのは知らんかった。 昨日、深田女史は動画の後、「中国化」とチャットで書いたが、本当にそうだな。 何となくな、中国人みたいな連中が増えたな。 あんまり…

深田萌絵16:本日(5月3日)のyoutube動画で、深田萌絵が「声明」を出す。必見!

深田萌絵女史の新刊本『ソーシャルメディアと経済戦争』を読み終えた。 前回も書いたが、この本は読んでおいた方がいい。 読んでみてほしいと思う。 まずは「はじめに」だけでも。 そこを読めば深田萌絵女史の凄さが分かる。 深田萌絵女史の肩書は、「ITビジ…

深田萌絵15:日本における「主人公」はソフトバンクの孫正義氏。深田萌絵女史の新刊本『ソーシャルメディアと経済戦争』は読んでおいた方がいいと思う。

予約注文してあった深田萌絵女史の最新刊『ソーシャルメディアと経済戦争』(扶桑社新書)を読みはじめた。予想に違わず面白い。「主人公」は「浙江財閥」と「青幇(ちんぱん)」。日本における「主人公」は、何とソフトバンクの孫正義氏!孫正義氏に興味の…

深田萌絵14:『長尾先生、青山先生、解放軍より自衛隊を応援お願いします』

本日4月30日の深田萌絵女史のyoutube動画『長尾先生、青山先生、解放軍より自衛隊を応援お願いします』を見た。 長尾先生とは、長尾たかし衆議院議員、青山先生とは、青山繁晴参議院議員。 「長尾先生」や「青山先生」には失望だな。深田氏に反論ひとつでき…

深田萌絵13:『自動車産業の危機、半導体の危機、F35事件』。なぜ今、自動車産業が危機に瀕しているのか、よく分かった。

昨日の深田萌絵女史のユーチューブ動画『自動車産業の危機、半導体の危機、F35事件』を見た。 普通にマスコミの記事や動画を見ると、「自動車産業、業績いいんじゃないの?儲かってんじゃん!」と思うかもしれないが、そこが落とし穴。「なぜ自動車産業が今…

深田萌絵12:台湾企業を名乗るTSMCは、親米でも親日でもなく、親中である。私たちはいつから台湾を親日だと盲信するようになったのだろう?

昨日の深田萌絵女史のyoutube動画二本を見た。『金美齢先生の弟子、シンクタンクの意味』と『日米政府の対応の違い。そして、F35事件』というタイトル。以下、雑感。まず前者。深田氏は「保守派の重鎮・金美齢先生」に対して、数日前の動画で「日本政府によ…

『実録アヘン戦争』を読む3:陳舜臣著、中公新書。アヘン戦争の急所を押えた、読みやすくて面白い良書。

エリオット(イギリスの代表)はアヘンを持ち込まないという宣誓書に署名することを拒否し、広州にある「夷館」を出た。アヘンを持ち込まないことを約束すれば、それまで通り貿易はできるのだが、イギリス人は強硬なエリオットの命令に従った。 イギリス政府…

『実録アヘン戦争』を読む2:林則徐は失敗を予見していたのかもしれない。資料は魏源に託された。魏源は資料をもとに『海国図志』を書いた。

アヘン戦争(1840~42)当時の清朝皇帝は、第八代道光帝だった。 第六代乾隆帝・在位1735~1795(生没年:1711~1799) 第七代嘉慶帝・在位1796~1820(生没年:1760~1820) 第八代道光帝・在位1820~1850(生没年:1782~1850) 賢帝とうたわれた祖父・乾…

『実録アヘン戦争』を読む1:アヘン戦争の六年前、その前哨戦と呼ぶべき「ネーピア事件」があった。

『実録アヘン戦争』(陳舜臣著、中公新書)を読みはじめた。陳舜臣氏は、長大な小説『アヘン戦争』の著者でもある。小説の方から読みはじめても良かったのだが、随分と分厚い本だったので、まずはこちらからにした。(以下は雑感であり、私が他の著書やネッ…

石井孝17:薩摩藩士によるイギリスでの「ロビー活動」。1865年、16名もの薩摩藩士が密かに渡英した。

石井孝氏の著書『明治維新と外圧』を読み終えた。今回読んだのは第三章の終盤なのだが、その第四節のタイトルは「英国の対日政策と倒幕勢力」というものだ。フランス公使のロッシュが幕府支援を鮮明にしていたのと対称的に、イギリスは、極力目立たないよう…

深田萌絵11:「これまでも国税、血税を大企業再生のために注いできたが、結局ダメだったじゃないか」。金美齢女史の回答は、政治家の「記憶にございません」という答弁と同じだ。

昨日4月24日(土)、深田萌絵女史の2本のユーチューブ動画『東芝、この国の腐敗とジレンマ』『金美齢先生のご回答に感謝。今こそ台湾は独立を!!』を見た。 まず「東芝」の方。これは東芝だけの話ではない。「この国の腐敗とジレンマ」。大企業と官僚の腐…

深田萌絵10:「TSMCが南京へ投資。米は日本の裏切りを許さない」。日本の自動車メーカーは大丈夫なのか?

深田萌絵女史の昨日4月23日(金)の動画を見た。 タイトルは、「TSMCが南京へ投資。米は日本の裏切りを許さない」。 深田女史は現在米国で、米司法省関係者と「TSMC事件」について「情報交換」している模様。 日米の最先端軍事技術までもが中国に流出してい…

石井孝16:「一藩絶対主義」。いかにして薩摩藩と長州藩は「強国」になったのか。それぞれ、その具体的な過程を知ることができる。

石井孝氏の『明治維新と外圧』の第三章は、「倒幕勢力形成の国際的要因」。 さきにふれた「小英国主義」というイギリスの政策思想が倒幕勢力に有利に作用したのだが、その「倒幕勢力」がどのように形成されていったのか。読んでいて興味深い。 第三章の第二…

石井孝15:「維新期における日本の国際的地位」は、「半植民地的分割の危機」にあったのではない。

石井孝氏の著書『明治維新と外圧』を引き続き読んでいる。 この本は、『歴史学研究』という月刊誌の誌面上で行われた論争がもとになっている。 石井氏に対して「歴史学者失格」とまで言い放った(書いた)歴史学者の芝原拓自氏の論考を批判するものであり、…

石井孝14:『明治維新と外圧』。「論争こそが、学問を硬直化・老化から救う途である」。

石井孝氏の著書『明治維新と外圧』を読みはじめた。 明治維新における外圧といえば、まず想起されるのが、「黒船」ではなかろうか。 1853年、黒船(米・ペリー)来航。翌年日米和親条約締結、下田・函館開港。 これまでに石井氏の著書を三冊、興味深く読了し…

深田萌絵9:『金美齢先生へ TSMCのこと』。公開質問状:「あなたは、TSMCの誘致に賛成なのか反対なのか?」

本日4月20日(火)、深田萌絵女史のyoutube動画を見た。 今日は二つ、 『金美齢先生へ TSMCのこと』 『みんなへ この国のこと』 という二つの動画。 一つ目は、長らく日本の論壇で保守派の重鎮として活動してきた金美齢女史への質問状。「TSMCの誘致に賛成な…

石井孝13:『戊辰戦争論』。「国際法」が戦局を決した。(本当は、「国際法」そのものがではなく、その「運用」が。)

『戊辰戦争論』を読み終えた。 今回読んだのは、若松城(会津)陥落以後のことで、「蝦夷動乱」が最大の事件。 第四章の第一節のタイトルは、「蝦夷動乱の発生と交戦団体権問題」となっている。 「交戦団体権」という、あまり聞きなれない言葉が出てくるが、…

石井孝12:『戊辰戦争論』。戊辰戦争という名の内戦。この時渋沢栄一は、徳川慶喜の弟・昭武に随行、欧米にいた。

『戊辰戦争論』を読み進めている。 会津・若松城が陥落した。 陥落する前、新政府軍が猛攻撃を仕掛けた頃、白虎隊の悲劇が起こった。 白虎隊とは、まだあどけない、十代後半の兵士である。 「江戸無血開城」というが、その後に起こった戦争=戊辰戦争=内戦…

深田萌絵8:中国解放軍が日米と同じ兵器?

昨日(4/14)の深田氏の動画『中国解放軍が日米と同じ兵器』を見た。 日本の大手メデイアでも報じられていた自衛隊の「F15戦闘機」の話がある。(が、これだけではない。) ざっくり言えば、今、なぜか、「F15戦闘機」の半導体部品などを、台湾系の企業が…

石井孝11:『戊辰戦争論』。北越戦局の推移。新潟港が幕府軍の補給線として機能した。

石井氏の『戊辰戦争論』、戊辰戦争に至るまでの「前史」を読み終えて、いよいよ、江戸開城後の、いわゆる戊辰戦争が始まった。 戊辰戦争といえば、会津藩が有名だが、この戦争で「奥羽列藩同盟」軍の補給線として重要な役割を果たしたのが、新潟港。新潟にお…

深田萌絵7:米半導体大手・インテルが、ファウンドリ(受託生産)を始める。国内で「車載チップ」製造。日本も見習うべきではないのか?

深田女史の昨日(4月13日)のyoutube動画『経産官僚よ、TSMCの証拠はコレだ!!』を見た。 話題はいくつかあったが、まず「F35・戦闘機」の事件、これはそのまま戦闘機の話で、そこにTSMCが重要な「登場人物」として出現する。 台湾半導体企業・TSMCとは、…

深田萌絵6:「深田萌絵、成田で逮捕だってよ」。現在進行中の、実話。

昨日、4月12日の深田萌絵女史のyoutube動画『深田萌絵、成田で逮捕だってよ』を見た。 今更私が指摘するまでもなく、警察官の中には、いい警官もいれば悪い警官もいる。 私は基本的に、警察の人は、地域のために、日本のために頑張ってくれていると思う。 し…

深田萌絵5:東芝が外資に売られる?東芝および関連企業の雇用は守られるのか?日本の最先端技術は守られるのか?日本の、国家安全保障上、これは許されるのか?

深田萌絵女史の昨日4月11日のyoutube動画『東芝、おかしい』を見た。 東芝の社長・車谷(くるまたに)氏が、東芝を売却するという話だ。 他に、種苗法の話もあった。 おおよそ、次のような話だった。(問題その3,問題その4についは、今回は言及されていな…

石井孝10:坂本龍馬は、「王政復古の大号令」の直前に暗殺された。

石井孝氏の著書『戊辰戦争論』を引き続き、ぼちぼち読んでいる。 今回「あれ?」と思ったのが、かの有名な「坂本龍馬暗殺」。 日本史好きな人には周知の事実かも知れないが、竜馬が暗殺された時期に、私は驚いた。 慶応三年(1867年) 10月14日「大政奉還」 …

深田萌絵4:台湾の半導体企業・TSMCは、独占禁止法違反の疑いがある。ダンピング、カルテル、トラスト、コンシェルン。

深田萌絵女史の4月8日のユーチューブ動画『日米首脳会談、カギは半導体サプライチェーン』を、軽くメモしながら見た。 今から書くことは、深田女史の動画の全体の概要ではなくその一部。 ニュアンスも少し違うかもしれない。 〇アメリカ政府は、台湾企業TSMC…

石井孝9:『戊辰戦争論』。「当時、資本主義世界におけるイギリスの地位は圧倒的だった。」

石井孝氏の著書『戊辰戦争論』の第一章を読み終えた。 慶応二年(1866年) 5月、「諸大名貿易参加の自由化」 7月、将軍・家茂死去 8月、小倉城(幕府側)陥落。(幕長戦争) 9月、フランス公使・ロッシュの対日政策(幕府支援)を支持していた本国フランスの…