灰皿の脇に置いて、タバコをすいながら、パラパラと眺めています。
『作家の値うち』という本で、書いたのは、批評家の福田和也氏。
この本は厳密には、ブックガイドというジャンルからはややずれている。
タイトルにある通り、「作家の値うち」を100点満点で評価する、という前代未聞のブックガイド。この書で80点以上に評価されている作品は、結構読みました。
100点満点で評価するわけだから、15点とか、23点とか、読むに値しない本というものも当然あるわけで、そうした「読まない方がいい作品」についても、福田氏の見解が冴えていて、非常に参考になりました。
2000年に初版が出ているので、かれこれ20年前ということになりますが、当時の福田氏の見解(批評)を読みながら、現在の彼ら(作家たち)のことを、タバコをふかしながら、あれこれ考えています。
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