ブログ「偉人列伝」(小説・批評・文芸・映画・政治・

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メルマガ「偉人列伝」4月号追加版を配信しました。今号から「江藤淳と私」と題してエッセイを連載します。

先日、江藤淳氏の名著『荷風散策―紅茶のあとさき』を読み終えました。足掛け10年にもわたって、母校・慶應義塾大学の季刊誌に連載されたエッセイをまとめた本のようです。

はじめの方はそうでもありませんでしたが、中盤くらいからでしょうか、「荷風とその時代」とでも呼びたくなるような、「永井荷風が生きた時代」が活写されていることに気付きました。


江藤淳氏には、夏目漱石その人とその作品とその時代を描いた『漱石とその時代』という未完の大作もあります。永井荷風夏目漱石、一見似ても似つかぬ作風のふたりの作家たちを江藤淳氏は長々と評したわけですが、そこに共通するのは、愛惜(あいせき)の思いでしょう。


江藤淳氏のその愛惜の情に満ちた『荷風散策』。

 

その思いは、なかなか私たちには言葉にできないものですが、江藤氏がその言葉になり難い私情を真情を、軽やかに書いておられる。


今号から、「江藤淳と私」と題して、書くことにしました。
江藤淳氏の名著を読み続けたいと思います。
なぜこれほどまでに江藤氏の著作に魅かれるのか、その理由は自分でもよくわかりません。しかしおそらく「愛惜の情」というものが深く関わっていることは確かだと思います。

まずは『文学と私・戦後と私』(新潮文庫)からはじめます。



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