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『ユダヤ人の起源』シュロモー・サンド著

という本を読んでいる。

 

この本は、一言で分類すれば、「民族問題」をテーマにしている。

 

古くからあるテーマだが、イスラエルにおいては、建国してから百年に満たない(1948年建国)から、他の「民族国家」とは異なる「問題」がある。

 

そうではあるが、各国各様ではあれ、「民族問題」である以上、民族についての先行研究が、とても参考になる。

 

私は、ベネディクト・アンダーソンもそうだが、特に、アーネスト・ゲルナーの名著『民族とナショナリズム』には、深く感銘を受けた。

 

例えば、部族主義という概念について。部族主義は成功しないと指摘している。なぜなら、成功し栄えた部族主義をもはや誰も部族主義とは呼ばないからだと。

 

以前読んだ時に、レジメを作っておいたので、それも参考にしながらサンド氏の『ユダヤ人のの起源』を読み解きたい。

 

もう一点。福沢諭吉の『学問のすすめ』もじっくりと時間をかけて精読しているのだが、福沢諭吉の果たした役割について、ふと思いついたことがある。

 

つまり明治において、民族国家、大日本帝国を「建国」するに当たっての役割だ。

 

福沢諭吉がそう意図したか否かは別にして、福沢は、ナショナリストとしての役割を果たしたのだと思う。