ブログ「偉人列伝」(小説・批評・文芸・映画・政治・

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2018-10-16から1日間の記事一覧

『ピンチランナー調書』大江健三郎著を今読んでいる。これも凄い小説だ。講談社の「大江健三郎全小説5」の帯には、次のように書いてある。≪頭部に障害をもって生まれた子供との生の選択≫また、次のようにも書いてある。≪大江作品中、もっとも人気者の系譜≫。私は『洪水はわが魂に及び』を読んだが、そこに登場した障害のある少年とその父は、とても魅力的だった。読者に好かれて当然の少年だった。彼についてのエピソード1、あるいはエピソード2、とエピソードを延々と読みたくなる魅力があった。

『ピンチランナー調書』大江健三郎著 「ピンチランナー」ってなんだ? ピンチランナーとは、野球でヒットを打った人が走者(ランナー)になるわけだが、そのランナーが足が遅いと走者としては不適任なので、その人に代わってランナーをつとめる人だ。足が速…