ブログ「偉人列伝」(小説・批評・文芸・映画・政治・

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2018-08-31から1日間の記事一覧

ノーベル賞作家・大江健三郎の小説『叫び声』を読んだ。こんな凄い小説があったなんて知らなかった。ドストエフスキーもいいが、大江健三郎もいい。日本の小説は面白くない、外国の翻訳物の方がいい、という読書家も多いが、大江健三郎の小説は、まるで翻訳物のような錯覚を起こさせる。日本語でサラッと読める小説ではない。ゴツゴツしている。それが外国の翻訳文学のような錯覚を起こさせる理由だろう。驚きのない小説なんてのは、気の抜けたコーラみたいなものだ。甘いだけだ。

大江健三郎を発見した。大して読んだわけではない。わずかばかりの作品を読んだだけで、身を入れて読み始めたのは、最近の事だ。「全小説」というのを手に入れて、全小説を読む気になっている。十代の終わり、読書にのめり込み始めたのだが、よく考えてみれ…