ブログ「偉人列伝」(小説・批評・文芸・映画・政治・

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新刊・話題の本『「中国製造2025」の衝撃』遠藤誉著。「中国の半導体と宇宙開発が世界を制する!」という言葉の意味が分かります。

遠藤誉氏の新刊本・『「中国製造2025」の衝撃』(PHP)を読みました。


副題は「習近平はいま何を目論んでいるのか」。


中国の現状については、最近あまりチェックしてなかったので、この本は実に衝撃的でした。


帯には「中国の半導体と宇宙開発が世界を制する!」「日本人が知っておくべき驚愕の事実」と書いてある。


中国の悪口でもないし賞賛でもない。


中国研究の第一人者・遠藤誉氏の最新の本です。今後も中国については、遠藤氏の発言に注目したい、と改めて思わせる本でした。



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本日、メールマガジン「偉人列伝」5月号を送信しました。

本日、メルマガ「偉人列伝」20195月号、送信しました。


江藤淳氏の名エッセイ集『文学と私・戦後と私』(新潮文庫)を読んでいました。


表題作の「文学と私」「戦後と私」はもちろんだが、「一つの感想」というエッセイもとても良かった。


わずか数ページづつの、短くて気の利いた随想(エッセイ)を集めたエッセイ集。


一冊を一気に読むのもいいが、このエッセイ集は、ちょっとした隙間の時間に読むのに向いているかな。


何度も読みたくなるものが多々あるので、今後もさっと手に取れるところに置いておく予定です。



アメリカと私』という、江藤氏の「アメリカ滞在記」を今日から読みます。


以前読んだ本ですが、今回は例によってのんびりと。読み飛ばすには惜しい名著だし、読み飛ばすことを不可能にする鋭利が、随所に光っているのは間違いないので。




講談社文芸文庫の裏表紙の作品紹介には、次のように書かれています。


《著者二十代最後の年、1962年より二年間のプリンストン滞在記。この間、公民権運動の高揚、キューバ危機、ケネディ暗殺等、激動期を迎えていたアメリカ社会の深部を見つめ、そこに横たわる自他の文化の異質性を身をもって体験する。アメリカという他者と向き合うことで、自らのアイデンティティの危機を乗り越え、その後の「国家」への関心、敗戦・占領期研究への契機ともなった歴史的名著。》



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メルマガ「偉人列伝」4月号追加版を配信しました。今号から「江藤淳と私」と題してエッセイを連載します。

先日、江藤淳氏の名著『荷風散策―紅茶のあとさき』を読み終えました。足掛け10年にもわたって、母校・慶應義塾大学の季刊誌に連載されたエッセイをまとめた本のようです。

はじめの方はそうでもありませんでしたが、中盤くらいからでしょうか、「荷風とその時代」とでも呼びたくなるような、「永井荷風が生きた時代」が活写されていることに気付きました。


江藤淳氏には、夏目漱石その人とその作品とその時代を描いた『漱石とその時代』という未完の大作もあります。永井荷風夏目漱石、一見似ても似つかぬ作風のふたりの作家たちを江藤淳氏は長々と評したわけですが、そこに共通するのは、愛惜(あいせき)の思いでしょう。


江藤淳氏のその愛惜の情に満ちた『荷風散策』。

 

その思いは、なかなか私たちには言葉にできないものですが、江藤氏がその言葉になり難い私情を真情を、軽やかに書いておられる。


今号から、「江藤淳と私」と題して、書くことにしました。
江藤淳氏の名著を読み続けたいと思います。
なぜこれほどまでに江藤氏の著作に魅かれるのか、その理由は自分でもよくわかりません。しかしおそらく「愛惜の情」というものが深く関わっていることは確かだと思います。

まずは『文学と私・戦後と私』(新潮文庫)からはじめます。



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メルマガ「偉人列伝」4月号、昨日送信しました。

メルマガ「偉人列伝」4月号、配信しました。


江藤淳氏の『荷風散策ー紅茶のあとさき』を読んでいます。時は、満州事変を経て、日中戦争、そして日米戦争へ。



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「否応もなく『人生経験』が反映するのだ」。山崎行太郎先生のブログ「毒蛇山荘日記」を読んでいて思ったこと。

私は山崎行太郎先生のブログや著書を熱心に読んでいる。山崎先生のブログ「毒蛇山荘日記」は、10年近く、欠かさず読んでいる。


山崎先生は書いておられる。


《史料や文献の解読に、「人生経験」が必要か不要かではなく、否応もなく「人生経験」が反映するのだ。》(「毒蛇山荘日記」2019/4/15)



この、「否応もなく『人生経験』が反映するのだ」というところに、私は感銘を受ける。


人生経験というものは、良きにつけ悪しきにつけ、否応のないものだ。


史料や文献の解読だけでなく、話をすればその「声」に、絵を描けばその「筆致」に、100mを走ればその「フォーム」に、その人にしかないものが、その人の人生経験が否応もなく反映される。


どうやら呉座勇一という人は、その事が分かっていない。


佐藤優氏に自著の推薦文を書いてもらえるほどの人なのだから、前途有望な人なのだろうと思う。


だからこそ思うのだが、戦争にしろ喧嘩にしろジャンケンにしろ、勝ちと負けだけではなく、手打ち、あいこ、停戦、というものもあるのだから、話し合いをしてみてはどうだろうか?


徳川家康松平家とは縁もゆかりもない、という説もあるが、だからといって、徳川家康が偉大な人物であったことに変わりはない。神君・徳川家康の遺訓には、次のような意味の一節がある。


「勝つことばかり知って負けることを知らざれば、害その身にいたる。」



「無事長久」なんか求めてない、というのであれば、それはそれでいいのだが、前途有望らしい人だけに、惜しい気がする。






メルマガ「偉人列伝」三月下旬号(号外)、本日配信しました。

メルマガ「偉人列伝」3月下旬号(20190330号)配信しました。



江藤淳氏の名著『荷風散策ー紅茶のあとさき』を読んでいます。実にゆっくりと。


面白い本を、これほどのんびりゆっくり読んでいるのは、初めてのことです。


2章にあたる「『つゆのあとさき』の驟雨」の結末をさっき読み直してみました。


やはり、ここでも江藤氏は、「時空間の変容」を基底に置いて、書いておられる。


「時空間の変容」というのは、簡単には説明し難いものですが、「何らかのきっかけによって、それまでの時間の流れとは、全く違った風に時間が流れるようなる」といった感じでしょうか。


この場合の「きっかけ」は千差万別で、どんな「ささいな事」でもきっかけになり得るし、逆もまた同様です。


「時空間の変容」というのは、例えば、幼児の頃や小学生の頃と、成人してからを比較してみれば、わかりやすいかもしれません。


もう、かつてのようには時間は流れない。

かつて流れていた時間は、二度と流れることがなく、その記憶も、時とともに曖昧になってゆく。


「きっかけ」には、人の成長・老衰だけでなく、戦争のような人災、地震などの天災もあり得ます。そして例えば、文明開化。


文明開化以前、どのような時間が流れていたのだろうか?


あるいは、敗戦以前は?


江藤淳氏の名著『荷風散策ー紅茶のあとさき』を気ままに読みながら。



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江藤淳著『荷風散策ー紅茶のあとさき』新潮文庫

江藤淳氏のこの本を読み始めようと思う。

荷風」というのは、作家・永井荷風のこと。解説によると永井荷風は、1959年に満八十才で亡くなった。

ということは、1879年生まれということかな。

夏目漱石が生まれたのが1867年だから、12才しか違わない。

永井荷風という作家は、明治・大正・昭和、ずっと生きていた作家なんだと、今知った。


江藤淳氏は、さまざまなジャンルの本を書いた人だから、その読書の幅も実に広い。

そんな江藤氏のお気に入りの作家が、永井荷風だった、永井荷風の小説が好きだった。


「あとがき」には、次のようにあります。


《ただ私は、愛惜してやまない荷風散人の小説と随筆と日記の世界を、日和(ひより)下駄をはいて東京市中を散策した散人のひそみに倣い、心の赴くままに散歩して見たいと願ったに過ぎない。》P339


新潮文庫のカバー装画がとてもいい。

荷風散人が散策したのは、こんな「東京市」だったのかもしれない。


よく見れば、路面電車が走っている。


高層住宅の屋根に「針」がある。

これが東京?フランスかも知れない?


永井荷風にまつわるエッセイ集といった趣の本。

のんびりと読みたい。


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